長女が生まれたとき、私の子供の頃の雛人形を実家からもらいました。
三十年あまりも前のもので今の人形とはちょっと違います。
人形は同じなのですが、最も違っているのは最上段の御殿です。
お雛様とお内裏様が御殿の中に座っているのです。
三段なのですが、高さ的にいうとほとんど半分くらいの高さを御殿が占めています。
その位大きい御殿なのです。
父いわく、当時の流行だったとか。
御殿はいくつものパーツに分かれているので、バラバラにしまってあり、組み立てるのが大変でした。
何階建てで部屋も小さいのを入れると三部屋あるので、昔の写真をヒントにここで屋根を乗せて、手すりがここで、屏風はここでなどとパズルのようでした。
やっと出来上がったときはやったーと皆で手を叩いて喜びました。
人形を飾って買ってきた菱餅や雛あられを供え、ぼんぼりに電気を入れるととてもいい感じでした。
部屋を暗くしてぼんぼりの明かりだけで写真を撮ると、幻想的でとても素敵な記念写真になりました。